2006年06月13日

日韓EEZ交渉 〜竹島のこと〜

今日のイラスト
本文とは全く関係ありませんが、お友達のドクターが撮影した写真をモチーフに使わせていただきました。ドクター、無断で使っちゃってゴメンナサイ。
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さて、昨日から日韓のEEZ交渉が6年ぶりに再開されました。日本政府には漁業資源の枯渇を防ぎ日本の漁業を守るためにも韓国側の無法な要求はすべて突っぱねてもらいたいと思います。

韓国はEEZの起点を竹島に置こうとしているようですが、歴史的にも国際法上も明確に日本固有の領土である竹島を起点にするなどもってのほかです。竹島の領有権についてはサンフランシスコ講和条約でも日本に返還されるべき領土となっています。

これに対して韓国から米国務長官に以下の文書が提出されました。

1951年7月19日 韓国大使(ヤン)から国務長官への書簡。

大韓民国政府は、第二条a項の「放棄する」という語を、「朝鮮ならびに済州島、巨文鳥、欝陸島、ドク島およびパラン島を含む日本による朝鮮の併合前に朝鮮の一郡であった島々に対するすべての権利、権原および請求権を、一九四五年八月九日に放棄したことを確認する」と置き換えるよう要望する。
(原文のコピーはこちら)
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ちなみに第二条a項は下記の通り

第二条【領土権の放棄】

a)日本国は、朝鮮の独立を承認して、斉州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。


国務次官補からの返答は下記の通りです。

1951年8月10日 国務次官補(ラスク)から韓国大使への回答

草案第2条(a)を日本が「朝鮮並びに済州島、巨文島、鬱陵島、ドク島及びパラン島を含む日本による朝鮮の併合前に朝鮮の一部であった島々に対するすべての権利、権原及び請求権を、1945年8月9日に放棄したことを確認する」と改訂するという韓国政府の要望に関しては、合衆国政府は、遺憾ながら当該提案にかかる修正に賛同することができません。

合衆国政府は、1945年8月9日の日本によるポツダム宣言受諾が同宣言で取り扱われた地域に対する日本の正式ないし最終的な主権放棄を構成するという理論を条約がとるべきだとは思いません。

ドク島、又は竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人島である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐支庁の管轄下にあります。この島は、かつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思われません。
(原文のコピーはこちら)
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法的に竹島を自国領と認められなかった韓国が行ったのが、一方的な李承晩ラインの設定と1954年からの竹島への武装警察の進駐です。国際法上の慣例を無視した措置として日本側は強く抗議しましたが、このラインの廃止は1965年(昭和40年)の日韓漁業協定の成立まで待たなくてはならなりませんでした。協定が成立するまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3,929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えたのです。

さらに李承晩ラインの問題を解決するにあたり、日本政府は韓国政府の要求に応じて、日本人抑留者の返還と引き換えに、常習的犯罪者あるいは重大犯罪者として収監されていた在日韓国人・朝鮮人472人を収容所より放免して在留特別許可を与えることになりました。

なんだかテロ支援国家並みの悪行だとは思いませんか?無実の日本人を拉致監禁し、あまつさえ殺害までされており、日本の領土を侵略されているのです。テロ支援国家どころか現在進行形の侵略国が韓国なんです。

あげくのはてに、どこかのハイジャック犯よろしく「人質を返して欲しければ仲間の犯罪者を釈放しろ」などという要求を出しているのです。

当時の日本のおかれた状況を考えればこのような無法な要求でも涙をのんで受け入れなければならなかったのでしょう。


6月12日放送の「ムーブ!」(朝日放送)をぼやきくっくりさんがテキスト起しをしてくださっています。「ムーブ!」日韓EEZ交渉〜盧武鉉の思惑
以下、一部引用

<VTR>
去年4月26日放送分

田後港(鳥取・岩美町)
田後漁協の組合員数人に勝谷誠彦がインタビュー
(赤字強調は字幕のまま)

田後漁協の組合員A氏
「昭和29年、李承晩ラインでだ補され、組合長や私は約50日間抑留されました。漁をしてたら韓国の巡視船が来てね、発砲してね、ダーンと船に穴が開くもんで、ホールドアップで手を上げて、で、機能を停止して……」

勝谷誠彦
「びっくりしたでしょ」

田後漁協の組合員A氏
「本当にびっくりしました。我々はほんとに戦争の経験をしました」

ナレーション(関根友実アナ)
「1952年の李承晩ラインの設定後、300隻以上の日本漁船がだ補されました。そして今も漁師たちの苦悩は続いています」

田後漁協の組合員A氏
「私たちは、竹島は日本の領土だと思ってるから近くを通るけど、日本の国は、海上保安庁なんかは、近くに行くな、危ないから、と」

勝谷誠彦
「逆じゃないですか!」

田後漁協の組合員A氏
「よけて通れと言われます。国は何してるんだって、腹が立って仕方がない。何で50年間も(我慢を)……」


日本と韓国の間にはこうした歴史もあることをぜひ知っておいてもらいたいのです。
そして本来日韓双方の漁民が操業できることになっている「暫定水域」で水産資源の保護など一顧だにせずに乱獲を続け、日本漁船を閉め出しているのは2006年の現在でも続いていることなんです。

暫定水域では韓国漁船の傍若無人な乱獲によって水産資源の枯渇が心配されています。多くの日本人が不法に拉致監禁され命を落としただけではなく、現在に至るまで日本の漁業は多大な被害を蒙っています。

国際法に照らして傍若無人な行動をとっている韓国に対して事なかれ主義で対応してきた結果が現在の状況を招いています。

昨年、島根県が「竹島の日」を制定したのにはちゃんとした理由があるのです。日本政府は交渉を取りまとめることよりも主張するべきことをしっかりと主張し、まずは暫定水域内での不法操業の取締りを実効性のある方法で担保させることを約束させるべきです。


posted by 小龍景光 at 20:00| ☔| Comment(3) | TrackBack(1) | 外交 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スポンジボブが大好きですw
Posted by 名無し at 2006年06月13日 20:02
「太陽政策」とか言って北朝鮮に迎合する、今の韓国政府の考えたは間違っていると思います。選挙が近づくと日本と対決することで、国民感情を煽り、票を伸ばそうとします。竹島問題もその一つです。いずれ、韓国政権も代わるでしょう。それまで、待ちます。
Posted by きりや at 2006年06月16日 05:14
きりやさん

仰るとおりだと思います。隣国の政権に口を挟む積もりもないですが、韓国の現政権は完全に北新派で占められているのだと思います。
支持率もだいぶ下がっているようですが、まだまだ何があるか分かりません。
Posted by 小龍景光 at 2006年06月16日 20:34
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もはや交渉の時は過ぎたか
Excerpt:  月の海保による竹島周辺の海洋調査計画で韓国がファビョったのを収めるために開催を決めたEEZ交渉が昨日と今日の2日間に渡り東京で開催されたが、その結果はやはり「言わんこっ
Weblog: ステイメンの雑記帖
Tracked: 2006-06-13 21:36
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